2017年3月2日(木)、いなべ市立立田小学校で最後のホタルの洗い出しがありました。

 

寒い中、冷たい水で水槽の中身を洗い出し、ホタルの幼虫やカワニナを見つけていくという地道な作業です。
全校33人の児童が協力し、見つけ出された幼虫の数は総勢417匹。
23年間、先輩たちの飼育の良い面を引き継ぎ、失敗された点を改善しながら、様々な方法を試みた結果でしょうか。
一昨年は0.1%未満、昨年は2.6%だったホタルの幼虫の生存率は、今年はなんと、ここ数年で一番良い6.95%となりました。
例年これらの成果を毎年6月に「ホタルの会」で発表してきましたが、残念ながら閉校に伴い、その機会もなくなってしまいました…

いよいよ2017年3月3日(金)はホタルの幼虫をグランド側の人工川に放流します。
最後の放流は11時半からとなります。